2027年のSEO APIおすすめを比較。DataForSEO、Google Search Console、Ahrefs、Semrush、SE Ranking、SerpApi、Majestic、Mozの料金、データ、制限を解説します。

AI でこの記事を要約
結論から言うと:2027年に多くの開発者にとっておすすめのSEO APIはDataForSEOです。この比較の中で唯一、従量課金(Googleの検索結果1ページあたり$0.0006から)と、SERP、キーワード、被リンク、AIの回答データを1つのアカウントでまとめて扱えるうえ、サブスクリプションではなく最低$50の入金で始められるためです。ご自身のサイトのデータには、無料のGoogle Search Console APIが最初の選択肢です。チームがすでにAhrefsやSemrushを契約しているならそのAPIが合理的で、SE RankingはAPIクレジットとAIでの可視性データを含む最も安いサブスクリプション、SerpApiは検索結果ページをそのまま取得する最も簡単な方法、MajesticとMozはリンク指標の専門ツールです。決め手は課金単位です。リクエスト単位、行単位、クレジット単位、月額のどれかで実際のコストが大きく変わります。
透明性について:Sorankは当社のソフトウェアですが、APIで生のSEOデータを販売していないため、このランキングには含めていません。Sorankは本来の位置づけであるMCPサーバーのセクションで紹介します。8つのAPIは、2026年10月10日に確認した公開の料金ページと公式ドキュメントにもとづいて順位を付け、提供元が数値を公開していない箇所はすべて「非公開」と記載しました。
SEO APIとは、検索データ(検索結果ページ、キーワードの検索ボリューム、被リンク、順位、AIの回答)を構造化されたJSONで返すプログラミングインターフェースで、人がツールから数字を書き写さなくても、スクリプトやダッシュボード、AIアシスタントがそのまま利用できます。無料のものもあります。GoogleはSearch Console APIの利用はすべて無料であり、利用上限の範囲内で使えると明記しています。ただし多くは有料で、各社が消費量をどう数えるかが、表示価格以上に実際の料金を左右します。
8つのAPIを、どれが勝つかを見る前に決めた4つの基準で比較しました。開発者や代理店がコードの1行目を書く前に確認する4つの問いだからです。
以下の価格はすべて提供元の料金ページまたはドキュメントからの引用で、提供元が表示している通貨で記載しています。データAPIの料金は年に数回変わるため、申し込み当日に必ずご確認ください。
できること。DataForSEOはSEOデータを用途別のAPIに分け、従量課金で提供しています。SERP APIは7つの検索エンジン(Google、Bing、YouTube、Yahoo、Baidu、Naver、Seznam)に対応し、解析済みのJSONまたは生のHTMLを返します。ほかにキーワード、被リンク、ページ分析のAPIがあり、さらにAI Optimization APIでは、ChatGPT、Gemini、Google AI Overview、Claude、Perplexityにおけるブランドやドメインの言及と引用、AIでのキーワード検索ボリューム、複数の言語モデルから収集した回答を取得できます。
料金。従量課金で、最低入金額は$50、新規アカウントには$1のクレジットが付きます。Googleの検索結果10件分の1ページは、標準キュー(約5分)で$0.0006、優先キューで$0.0012、ライブモード(最大6秒)で$0.002です。AI関連では、LLM Mentions APIが1リクエスト$0.1と1行あたり$0.001、AI Keyword Dataが1タスク$0.01と1キーワードあたり$0.0001と記載されています。
制限。標準で1分あたり2,000リクエスト。一部のライブエンドポイントは上限が低く、Google Adsのライブキーワードデータは1分あたり12回です。公式MCPサーバーがオープンソースで公開されています。
評価。プロダクトや社内ツールを作るなら、私はこれを選びます。呼び出した分だけ支払えばよく、AIの回答データもSERPデータと同じアカウントで扱えます。
できること。Search Console APIは、確認済みのサイトについてGoogleが記録したクリック数、表示回数、クリック率、平均掲載順位を、クエリ、ページ、国、デバイス、日付ごとに返します。URL検査(ページのインデックス登録状況)やサイトマップも扱えます。自分が所有していないサイトのデータは返しません。
料金。無料です。
制限。Googleが詳しく公開しています。Search Analyticsはサイトごと、ユーザーごとに1分あたり1,200クエリ、URL検査はサイトごとに1日2,000回です。Search Analyticsの1リクエストで返る行数は最大25,000行で、すべてのデータ行が返る保証はないとGoogleは注意しています。
評価。どのプロジェクトでも最初に接続します。自社サイトの実際のGoogleクリック数を得られる唯一の情報源で、費用はかかりません。手順はGoogle APIでキーワード順位を確認する方法のガイドで詳しく解説しています。
できること。Ahrefs API v3は、ツールの裏にあるデータを開放します。被リンク分析、キーワード調査、順位トラッキング、検索とAIプラットフォームにおけるブランドの可視性です。AhrefsはMCPサーバーも提供しており、Claude、ChatGPT、Claude Code向けの設定ガイドがあります。
料金。APIはLiteプランの月額$129から利用でき、200,000 APIユニット、1リクエストあたり100行です。Standardは$249(800,000ユニット、200行)、Advancedは$449(2,000,000ユニット、500行)、Enterpriseは年間契約で月額$1,499から(4,000,000ユニット、行数無制限)です。料金ページではLiteから「API and MCP access」と記載されています。
制限。標準で1分あたり60リクエストで、超えるとHTTP 429が返ります。Enterpriseプランがなくても無料のテストクエリを試せます。
評価。チームがすでにAhrefsを使っていて、その被リンクインデックスをスクリプトで使いたい場合に選びます。APIだけのために契約する場合、ユニット課金はリクエスト課金より予測しにくくなります。
できること。Semrushの標準APIはドメイン、キーワード、被リンクの分析とプロジェクトデータに対応し、別売のTrends APIがトラフィックと市場データを返します。SemrushはChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Cursor、VS Code、Claude Codeに対応したMCPサーバーも公開しています。
料金。現在の料金ページでは「API data integration」はAdvancedプランに含まれ、月額$549、年払いで月額$455.67です。APIユニットは別途購入で、200万、500万、1,000万、2,000万ユニットのパッケージがあり、各請求期間の終わりに失効します。Semrushはこれらのパッケージ価格を公開していません。消費量はレポートによって異なり、ドキュメントでは被リンクの呼び出しで1行あたり40ユニットと例示されています。Trends APIは別売で、標準で月10,000リクエストです。
制限。API利用規約により、1つのIPアドレスから1秒あたり10リクエスト、1ユーザーあたり同時10リクエストまでです。取得したデータは書面の同意なしに1か月を超えて保存できません。
評価。Semrushがすでにチームの基準ツールであれば選びます。新規プロジェクトでは、ユニット価格が非公開であることが予算策定を難しくします。
できること。SE Ranking APIは、キーワード調査、被リンク、SERPとトラフィックデータを含むドメイン分析、サイト監査、そしてChatGPT、Gemini、Perplexity、AI Mode、AI OverviewsにおけるAI検索での可視性をカバーします。全プランに含まれるMCPサーバーで、Claude、Codex、Gemini、Cursorにデータを接続できます。
料金。APIアクセスは全プランに含まれます。Coreは月額$129で月25,000 APIクレジット、Growthは月額$279で100,000クレジットです。APIアドオンは月額$149から、単体の従量課金オプションは最低$50の入金が必要です。無料トライアル中にAPIを試せます。
制限。標準で最大1秒あたり10リクエストで、サポートに依頼すれば引き上げられます。
評価。小規模なチームが、順位、被リンク、AIでの可視性データを1つのサブスクリプションで揃えたい場合、APIにエンタープライズ価格を払わずに済むので選びます。
できること。SerpApiは、Google(AI Overview、AI Mode、Maps、Shopping、Scholar、Trendsを含む)、Bing、Baidu、Brave、DuckDuckGo、Yahoo、Yandex、Naverの検索結果ページをJSONで返し、Amazon、eBay、WalmartなどのマーケットプレイスやYouTubeにも対応します。キーワードの検索ボリュームや被リンクデータは公開しておらず、検索結果ページの取得に特化しています。
料金。検索回数ごとの月額プランです。無料プランは月250回、Starterは1,000回で$25、Developerは5,000回で$75、Productionは15,000回で$150、さらに数百万回のクラウドプランまであります。キャッシュ、エラー、失敗した検索はカウントされません。
制限。スループットはプランごとに1時間あたりで制限され、無料プランは50回、Starterは200回、Developerは1,000回、Productionは3,000回です。
評価。多くの検索エンジンの結果ページを、予測しやすい月額料金で必要とするプロトタイプやプロダクトに選びます。同じボリュームなら、結果ページ1件あたりのコストはDataForSEOより高くなります。
できること。Majesticはリンクに特化しており、APIは被リンク、参照ドメイン、独自指標のTrust FlowとCitation Flowを返します。キーワードの検索ボリュームや検索結果ページはありません。
料金。APIはAPIプランでのみ利用でき、料金ページの表示価格は月額€379.99、年払いで月額€316.66(年€3,799.90)です。PROの全機能に完全なAPIが加わり、1億の分析ユニット、2,000万の取得ユニット、500,000のインデックス情報ユニットが含まれます。より上位のユニット量は要相談です。
制限。消費はこれらのユニット枠で管理されます。料金ページに1分あたりの上限は記載されていません。
評価。大規模なリンク監査やリンク獲得先の調査で、専用のリンクインデックスこそが必要な場合に選びます。
できること。Moz APIは、Mozが開発した指標であるDomain AuthorityとPage Authority、さらにSpam Scoreとリンク指標を返します。クライアントやマーケットプレイスからDomain Authorityの数値を求められたときの基準となる情報源です。
料金。APIはMoz Proとは別のサブスクリプションで、行数に応じて課金されます。MozはAPI料金ページでプランを公開していますが、確認日に読み込めなかったため、ここでは数値を記載しません。直接ご確認ください。
制限。確認日時点では検証できませんでした。
評価。求められている指標がDomain Authorityそのものであれば選びます。それ以外の幅広い用途なら、上記のAPIのほうが多くをカバーします。
最も安いSEO APIは課金単位によって決まります。自社サイトのデータなら、Search Console APIは無料です。大量の検索結果ページなら、リクエスト課金(DataForSEO)が月額パッケージより有利です。スイート内の被リンクデータなら、すでに使っているスイートの入門プランのほうが、2つ目のサブスクリプションより安く済むのが一般的です。
| API | 料金モデル | 入門価格(2026年10月) | カバー範囲 | 公開されているレート制限 |
|---|---|---|---|---|
| DataForSEO | 従量課金 | 最低入金$50、GoogleのSERPは1ページ$0.0006から | 7つの検索エンジンのSERP、キーワード、被リンク、AIでの言及と回答 | 1分あたり2,000リクエスト |
| Google Search Console API | 無料 | $0 | 自社サイト:クリック、表示回数、掲載順位、URL検査 | サイトごとに1分1,200クエリ、サイトごとに1日2,000検査 |
| Ahrefs API | APIユニット付きサブスクリプション | Lite 月額$129、200,000ユニット | 被リンク、キーワード、順位トラッキング、AIでのブランド可視性 | 1分あたり60リクエスト |
| Semrush API | プラン+ユニットパッケージ | Advanced 月額$549、ユニット価格は非公開 | ドメイン、キーワード、被リンク分析、Trends APIは別売 | IPごとに1秒10リクエスト |
| SE Ranking API | プラン内クレジット、アドオン | Core 月額$129、25,000クレジット | キーワード、被リンク、SERP、監査、AIでの可視性 | 最大1秒10リクエスト |
| SerpApi | 検索回数ごとの月額プラン | 無料250回、Starter $25で1,000回 | Google、Bingほか6つの検索エンジンの結果ページ、検索ボリュームと被リンクなし | プランにより1時間50~3,000回 |
| Majestic API | ユニット枠付きAPIプラン | 月額€379.99 | 被リンク、Trust Flow、Citation Flow | 非公開、ユニット制 |
| Moz API | 行数課金のサブスクリプション | MozのAPI料金ページで公開 | Domain Authority、Page Authority、Spam Score、リンク | 未検証 |
表は列ごとにご覧ください。2026年10月時点で、AIの回答に関するデータをAPIで返すのはDataForSEOとSE Rankingだけで、AhrefsはAIプラットフォームでのブランド可視性を提供しています。無料なのはGoogleだけです。マーケットプレイスに対応するのはSerpApiだけです。そして8社中2社(SemrushとMoz)は、私たちが確認できたページで実際のコストの一部を明示しておらず、このデータの上に事業を築く場合はそれ自体がコストになります。
適切なSEO APIとは、課金単位がプロジェクトのデータの使い方に合っているものです。順位トラッカーは毎日同じクエリを呼び出し、キーワード調査ツールは何千もの新しいクエリを一度だけ呼び出し、AI可視性ツールは毎週プロンプトを送ります。
コードを一切書きたくない場合は、どのAPIよりも完成品のツールのほうが早く結果を出せます。SEOソフトウェアの比較ではこの種のデータを基盤とするスイートを、AI SEOツールの一覧ではコンテンツの執筆と公開まで行うツールを紹介しています。
AIアシスタントをSEOデータにつなぐならMCPサーバーのほうが速く、コードをつなぐならAPIが適しています。Anthropicが2024年11月にオープン標準として公開したModel Context Protocolを使うと、Claude、ChatGPT、Cursorがデータソースをツールとして呼び出せ、誰も連携コードを書く必要がありません。
このランキングのうち4社、DataForSEO、Ahrefs、Semrush、SE Rankingが公式MCPサーバーを公開しています。Sorankも別の目的でMCPサーバーを公開しています。違いは、接続したあとにAIが何をできるかです。データ系のMCPサーバーでは、AIは数値を読むことができます。SorankのMCPサーバーでは、AIがお客様のアカウントを読み取り、操作まで行えます。
SorankのMCPは追加料金なしで全プランに含まれ、少なくとも1つのサイトで有効なサブスクリプションがあれば利用できます。ページを1つずつ確認するなら、無料のSEOツールでAPIなしに作業できます。
多くの開発者にとって、2026年のおすすめSEO APIはDataForSEOです。リクエスト課金と、同じアカウントでAIの回答データを扱えることが、ほぼすべてのプロジェクトに合うからです。まずは自社サイト向けに無料のSearch Console APIを接続し、チームがすでに契約しているならAhrefsやSemrushを使い続け、AIでの可視性データ付きの手頃なサブスクリプションが欲しいならSE Rankingを選んでください。Search ConsoleとAIでの可視性を分析し、記事の作成と公開まで行うAIアシスタントをお求めなら、Sorankのプランを比較してください。エッセンシャルは月額$99、年払いなら月額$49で、3日間の無料トライアルがあります。
あります。Google Search Console APIは無料で、確認済みのサイトのクリック数、表示回数、クリック率、平均掲載順位を、公開された利用上限の範囲内で取得できます。SerpApiにも月250回の無料プランがあり、DataForSEOは新規アカウントにAPIを試すための$1のクレジットを付与しています。
あります。2026年10月時点で、AhrefsはLiteプラン(月額$129)からAPIとMCPのアクセスを含み、200,000 APIユニット、1リクエストあたり100行です。上位プランではユニットと行数が増え、Enterpriseは月額$1,499からです。標準の上限は1分あたり60リクエストです。
SEO APIは、スクリプトやダッシュボードなど開発者が書いたコードにデータを返します。MCPサーバーは同じ種類のデータをツールとして公開し、ClaudeやChatGPTなどのAIアシスタントが会話の中で自ら呼び出せるようにします。現在は両方を提供する事業者が多く、AIからSEOデータを扱うならMCPサーバーのほうが通常は速い方法です。
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