要点
HTTP ヘッダーチェッカーは、任意の URL のレスポンスヘッダーをすべて表示し、X-Robots-Tag やステータスコードから、キャッシュ、圧縮、セキュリティまでを確認できます。影響の大きい SEO の指示の一部は HTML に現れないため、HTML に問題がないのにページが検索から消えたときは、まず X-Robots-Tag を確認することが大切です。
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影響の大きい SEO の指示の一部は、HTML にはまったく現れません。それらは HTTP レスポンスヘッダーで送られ、ページのソースにもブラウザーの表示にも見えません。サーバーが送る X-Robots-Tag: noindex が 1 つあるだけで、HTML がまったく健全に見えていてもページは検索結果から消えます。
Sorank の HTTP ヘッダーチェッカーは、任意の URL にリクエストを送り、レスポンス全体を分類して表示します。すべてのヘッダーを覚えていなくても読み解けます。
ページが上位に表示されるかを決めるヘッダー
- X-Robots-Tag:robots メタタグのヘッダー版です。noindex、nofollow、noarchive などを運べ、HTML 以外のファイルにも適用されます。PDF や画像が除外されるのはこの仕組みです。
- ステータスコード:200 を返すページはインデックスの対象になり、301 は評価を転送先に渡し、302 は一時的な移動を宣言し、404 や 410 はページを削除します。誤ったコードを返しているサイトは珍しくありません。
- Location:リダイレクトの転送先です。連鎖が思っているとおりの場所で終わっているかがわかります。
- canonical のリンクヘッダー:canonical は head ではなくヘッダーで宣言することもでき、両者が食い違っていることがあります。
キャッシュと速度
ヘッダーは、再訪した人がサイトのどれだけを再びダウンロードすることになるかも決めます。
- Cache-Control は、レスポンスを再利用してよい期間を設定します。静的なファイルには長い max-age がふさわしく、HTML にはたいていふさわしくありません。
- ETag と Last-Modified は、ファイルを再びダウンロードする代わりに、変更があったかどうかをブラウザーが問い合わせられるようにします。
- Content-Encoding は、レスポンスが gzip や brotli で圧縮されたかどうかを示します。圧縮されていない HTML のレスポンスは、手つかずのまま残された簡単な改善点です。
セキュリティのヘッダー
ページの順位を上げるものではありませんが、そこにいる人を守るものであり、欠けていれば監査で指摘されます。
- Strict-Transport-Security は、次回以降の訪問で HTTPS を強制します。
- Content-Security-Policy は、実行してよいスクリプトとスタイルを制限します。
- X-Content-Type-Options は、ブラウザーがファイルの種類を推測することを防ぎます。
- Referrer-Policy は、リンク先のページに自サイトが何を渡すかを制御します。
このチェックを行うとき
- ページが検索から消えたのに、HTML には問題が見当たらないとき。まず X-Robots-Tag を確認してください。
- 移行や CDN の変更のあとに。リダイレクトのルールとキャッシュの方針がまとめて書き換えられます。
- ステージング環境が本番に流れ込んだときに。全体に付けられた noindex のヘッダーが、移行後もそのまま残っていることがよくあります。
- 速度改善に取りかかる前に。何がキャッシュされ、何が圧縮され、何がどちらでもないのかを確認できます。
























