キーワード順位レポートは、ページの掲載順位とその変化を示します。入れるべき項目、使うツール、すぐ使えるテンプレート、AIでの可視性の加え方を解説します。
公開日
26/10/2026
更新日
26/10/2026
読了時間
8 分

要点
キーワード順位レポートは、追跡しているキーワードの一覧について、検索結果でのページの順位、前回からの変動、そしてそれがトラフィックにとって何を意味するかを示すものです。役に立つレポートは、キーワードをテーマ別またはページ別にまとめ、上位3位と上位10位に入っている割合を示し、順位をSearch Consoleのクリック数と結びつけ、主な上昇と下落の理由を説明します。2026年には、AIでの可視性の行も必要です。同じテーマでChatGPT、Gemini、Perplexityがあなたのブランドに言及しているかどうかです。
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キーワード順位レポート(SEO順位レポート、検索順位レポートとも呼ばれます)は、最もよく求められるSEOの成果物です。しかし、矢印付きの300キーワードの生データ一覧になっていると、最も役に立たない成果物にもなりがちです。このガイドでは、何を載せるか、データをどこから取るか、どのくらいの頻度で送るかを説明し、コピーして使えるテンプレートを紹介します。
追跡すると決めたキーワード群について、Google(場合によってはBing)でサイトが獲得している順位を定期的にまとめたものです。目的は3つの問いにすばやく答えることです。可視性は伸びているのか落ちているのか、どのテーマでか、そしてなぜか。順位データは、特定の地域と端末から検索結果を確認する順位チェックツールか、ユーザーが実際に見た平均掲載順位を示すGoogle Search Consoleから取得します。
順位は主要なSEOのKPIの1つですが、あくまで手段です。売上につながるのはクリックとコンバージョンです。良いレポートは、必ず順位をトラフィックと並べて示します。
| セクション | 内容 | 重要な理由 |
|---|---|---|
| サマリー | 3〜5文で、主な動きとその原因 | 読み手が30秒で把握できる |
| 可視性の分布 | 1〜3位、4〜10位、11〜20位、21位以下のキーワード数 | 平均順位よりも進捗がよくわかる |
| 大きく動いたキーワード | 上昇幅と下落幅が大きいもの、該当ページ付き | 強化すべき点や修正すべき点がわかる |
| テーマ別・ページ別のキーワード | 順位、変動、検索ボリューム、表示されているURL | 順位をコンテンツ計画と結びつける |
| トラフィック | Search Consoleのクリック数、表示回数、CTR | 順位がビジネスに与える効果を示す |
| 検索結果の特殊表示 | 獲得した強調スニペット、AI Overviews、ローカルパック | AIの回答の下にある1位と、単独の1位は同じではない |
| AIでの可視性 | 同じテーマでのChatGPT、Gemini、Perplexityでの言及率 | クリックの前に表示される回答をカバーする |
| 次のアクション | 担当者付きの3〜5個のアクション | レポートを意思決定につなげる |
ヒント
8〜20位のキーワードは独立したセクションにまとめましょう。Googleはすでにこれらのページを検索語句と結びつけており、コンテンツの更新や数本の内部リンクで1ページ目に上がることがよくあります。これがSEOのクイックウィンです。
測っているものが異なる、2つの情報源があります。
良いレポートは両方を使います。目標キーワードの一覧と競合には順位チェックツールを、クリック数と実際の平均掲載順位にはSearch Consoleを使います。また、Search Console のデータについてにあるように、Search Consoleは日別データをカリフォルニア時間で記録するため、日別の合計が他のツールとわずかに異なることがあります。
補足
平均掲載順位15という数字の裏に、ある国では3位、別の国では40位というページが隠れていることがあります。結論を出す前にSearch Consoleを国と端末で絞り込み、複数の拠点がある場合はローカル順位を別に追跡しましょう(ローカル順位の追跡を参照)。
ほとんどの企業やクライアントには月1回、移行中、立ち上げ中、または重要な時期のサイトには週1回です。日々の順位は変動が大きすぎて判断材料になりません。Googleのアップデート、競合の変更、テストがノイズを生むからです。無料のSERP変動センサーを使えば、自社サイト特有の下落か、市場全体の動きかを見分けやすくなります。季節性を考慮するため、前月比と前年比で比較しましょう。
スプレッドシート、Looker Studioのダッシュボード、PDFで再利用できるコンパクトな構成です。

順位だけではもう全体像はわかりません。検索結果の上にAI Overviewが表示されることもあり、購入者はChatGPTやPerplexityに直接質問します。キーワードに関連する質問の固定リストを追跡し、ブランドに言及した回答の割合と、名前が挙がった競合を毎月記録する短いセクションを加えましょう。SorankのAIでの言及追跡はこれらのプロンプトを自動で実行し、GEO・SEOダッシュボードは両方の可視性を並べて表示します。指標についてはGEOとSEOの違いのガイドで解説しています。
大手のスイート(Semrush、Ahrefs、SE Ranking)には順位追跡とエクスポート可能なレポートが含まれています。トラフィックの部分はSearch ConsoleとLooker Studioで無料で扱えます。順位チェックツールとホワイトラベルの順位追跡ツールの比較記事で詳しく紹介しており、GoogleのAPIで順位を確認する方法のガイドでは自作する方法を解説しています。
代理店向けには、SorankのホワイトラベルSEOレポートがSearch Consoleと連携し、トラフィック、上位検索語句、AIでの言及、実施した作業をまとめた自社ブランドの月次レポートを送信します。スプレッドシートを手作業で作る必要はありません。
注意
誰も検索しないキーワードや、ブランド名だけについてレポートするのはやめましょう。検索ボリュームのない語句での1位が並んだレポートは見栄えがよくても、ビジネスにはつながりません。キーワードの一覧は実際の需要と自社の商品・サービスに結びつけておきましょう。
良いキーワード順位レポートは、短く、テーマ別にまとまり、クリックと結びつき、アクションで締めくくられています。そして2026年には、AIでの可視性も含まれます。SorankはautopilotでSEOとGEOを進めるソフトウェアです。キーワードを見つけ、そのキーワードで上位を狙うコンテンツを公開し、GoogleとAIの回答の両方を追跡します。3日間の無料トライアル付きのSorankのプランをご覧ください。
平均掲載順位が1〜3位ならクリックの大半を獲得でき、4〜10位なら1ページ目です。平均値は検索語句、国、端末ごとに見て初めて意味を持ちます。サイト全体の平均は性質の大きく異なるキーワードを混ぜてしまいます。代わりに、目標キーワードのうちいくつが上位3位と上位10位に入っているか、その数がどう推移しているかを見ましょう。
順位チェックツールは、固定した地域と端末から、ある時点の検索結果ページを1つ記録します。Search Consoleは、期間中にすべてのユーザーが見た順位を、地域、端末、パーソナライズされた結果をまたいで平均します。どちらも正しく、測っているものが異なります。
自社の商品・サービスと主要テーマをカバーできる数で、中小規模のサイトなら50〜300個が目安です。レポートを読みやすく保つためにテーマ別またはページ別にまとめ、個別に追跡していないロングテールの検索語句はSearch Consoleで拾いましょう。
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