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Google Search Console:初心者向けチュートリアル

Google Search Console のガイド:Google の公式ツールを使って、設定、順位の監視、エラーの修正、自然検索での可視性の改善を行いましょう。

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主要なパフォーマンス指標と実行に移せる知見を表示した Google Search Console のダッシュボードのスクリーンショット。
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Sorank創業者 Thibault Besson-Magdelain

著者について

Thibault Besson-Magdelain

Sorank創業者。SEO歴7年以上、GEOに情熱を注いでいます。
このページの内容
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要約

Google Search Console は、サイトの検索でのパフォーマンスを監視し、技術的なエラーを修正し、Google がコンテンツをどうクロールしてインデックスしているかを理解するための、Google の無料ツールです。

さらに詳しく知るには、こちらに質問

Google Search Console(GSC)は、サイトの所有者とやり取りするための Google の公式プラットフォームです。サイトが Google 検索の結果にどう表示されるかについての、重要なインサイトを提供します。どのキーワードで上位に表示されているか、検索結果でサイトを目にしたユーザーの数(表示回数)、そのうちクリックした数(CTR)、平均掲載順位、そしてインデックスを妨げる技術的な問題です。GSC は、あらゆる SEO 戦略に欠かせません。Google から直接得られる、検索パフォーマンスの一次情報源です。

GSC は無料で、ほかのツールには再現できないデータを提供します。サードパーティの SEO ツールが競合分析やより広い市場のインサイトを提供する一方、GSC は自社の検索パフォーマンスについての確かな情報を提供します。本格的な SEO の専門家は、毎日 GSC を監視しています。自然検索のチャネルのパフォーマンスを理解するうえで、Google アナリティクスと同じくらい欠かせません。

Google Search Console の設定

Google Search Console にアクセスして、Google アカウントでログインします。プロパティ(ウェブサイト)を追加しましょう。Google は 2 つの確認方法を提供しています。ドメイン全体(DNS にアクセスできる場合)か、URL プレフィックス(より簡単で手軽)です。多くの発行者には、URL プレフィックスが推奨されます。トップページにメタタグを加えるか、サーバーに確認用のファイルをアップロードして、所有権を確認します。確認は数分で済みます。

確認が済んだら、異なるウェブサイトや異なるバージョン(http/https、www/non-www)に、複数のプロパティを追加できます。データの分散を避けるため、サイトごとに正規のプロパティは 1 つだけにしましょう。サイトマップを GSC に送信します(「サイトマップ」の下)。これにより、Google がページをより速く発見できます。GSC はすぐにデータの収集を始めますが、基準となるデータが表示されるまで 24〜48 時間かかります。

検索パフォーマンスの指標を理解する

検索パフォーマンスのレポートは、SEO の基本的な指標を示します。合計クリック数は、検索結果からサイトにクリックして訪れたユーザーの数です。合計表示回数は、サイトが検索結果に表示された回数です。平均 CTR は、クリック数を表示回数で割ったものです。平均掲載順位は、サイトの平均的な順位です。これらの指標を使って、機会を見つけましょう。3〜5 位のページは、改善の絶好の対象です。小さな改善(より良いタイトル、より良い CTR)で、上位 3 位に押し上げられます。

データを、クエリ、ページ、国、端末、検索の種類で絞り込みます。成果の高いものを分析しましょう。どのページがクリックを得ているか、どのキーワードがトラフィックを生んでいるか。成果の低いものも分析します。表示回数が多いのに CTR が低いページ(タイトルとメタを改善)、6〜10 位のページ(コンテンツを改善)。毎月の目標を設定しましょう。「合計クリック数を 10% 増やす」「平均 CTR を 2% から 3% に改善する」。進捗を追跡し、戦略を見直します。

キーワードと順位の機会を分析する

クエリのレポートは、意図的に狙っていなかったものも含め、サイトが上位に表示されているすべてのキーワードを示します。これにより、順位の機会が明らかになります。気づかないうちに、50 個の関連するキーワードで上位に表示されているかもしれません。ギャップを見つけましょう。6〜10 位のキーワード(コンテンツを改善して上位 3 位に押し上げる)、表示回数が多いのに CTR が低いキーワード(タイトルと説明を改善)、クリックがゼロのキーワード(関連性や CTR を改善)。これらは、すぐに成果の出る改善を表します。

クエリのデータを四半期ごとにエクスポートして、長期の傾向を分析しましょう。新たに上位に表示されたキーワード、可視性を失っているキーワード、パフォーマンスが向上しているキーワードです。これにより、アルゴリズムの変更、コンテンツの劣化(古いページ)、成功した最適化が明らかになります。キーワードの変化を、自分の活動と照らし合わせます。新しいコンテンツを公開しましたか。被リンクを築きましたか。順位は改善しましたか。この分析が、将来のコンテンツ戦略を最適化します。

ページのレポートとコンテンツの最適化

ページのレポートは、どのページが上位に表示され、どう機能しているかを示します。何千ものクリックを得るページもあれば、まったく得ないページもあります。成果の低いページを改善しましょう。なぜ順位が悪いのか(キーワードの欠落、弱いコンテンツ、低い CTR)を分析し、最適化します。より良い CTR のために、タイトルタグとメタディスクリプションを更新します。ギャップを埋めるようコンテンツを拡充します。可視性を高めるために内部リンクを加えます。検索ボリュームの多いキーワードで 8〜10 位のページ 1 つが、集中した改善で 1〜3 位に最適化できることもあります。

トラフィックが突然下がったページに注意しましょう。それは、コンテンツの劣化やアルゴリズムの変更を示します。新しい情報、改善した構成、追加のコンテンツで更新します。一貫して向上するページは、最適化の手法の成功を示します。その手法を、似たほかのページにも再現しましょう。

カバレッジのレポートとインデックス

カバレッジのレポートは、Google がインデックスしたページの数と、インデックスを妨げているエラーを示します。エラーを確認しましょう。404 エラー(ページが見つからない)、サーバーエラー、クロールエラーです。すぐに修正します。Google は、エラーのあるページをインデックスできません。404 は、壊れた内部リンクや削除されたページを示します。サーバーエラーは、ホスティングの問題を示します。クロールエラーは、robots.txt のブロックや禁止のルールを示します。

除外されたページ(インデックスされていない有効なページ)を減らしましょう。除外されたページには、Google が追跡するパラメーター、重複、ページ分割のページ、robots.txt によるブロックが含まれます。一部の除外は正常ですが、除外の割合が高いなら、設定の問題を示します。除外を毎月監査しましょう。突然増えたなら、Google が特定のページのインデックスをやめた理由を調べます。

拡張のレポート

拡張は、検索結果でコンテンツがどう表示されるかを改善する機会を示します。Google は、リッチリザルトのために構造化データを推奨しています。星の評価、価格、在庫状況、FAQ、パンくずリストです。コンテンツの種類に合わせて、schema.org のマークアップを実装しましょう。リッチリザルトは、検索結果に追加の情報を表示して掲載をより魅力的にするので、CTR を 5〜30% 高めます。

拡張の警告(リッチリザルトを妨げるマークアップのエラー)を修正しましょう。Article、Product、LocalBusiness、FAQ など、一般的な種類の有効なスキーマを実装します。公開する前に、Google のリッチリザルトテストでマークアップを検証します。適切に実装されたスキーマは、検索結果での可視性と CTR の両方を高めます。

Core Web Vitals とページエクスペリエンス

Core Web Vitals のレポートは、サイトのユーザー体験の指標を示します。Largest Contentful Paint(LCP、読み込みの速さ)、Interaction to Next Paint(INP、応答性)、Cumulative Layout Shift(視覚的な安定性)です。Google はこれらの指標を順位要因として使っています。Core Web Vitals が悪いサイトは、順位が下がります。画像の最適化、JavaScript の削減、CDN の利用、遅延読み込みの実装で、悪いスコアを修正しましょう。目標のスコア:LCP は 2.5 秒未満、INP は 200 ミリ秒未満、CLS は 0.1 未満です。

Core Web Vitals を毎月監視しましょう。モバイルとデスクトップを比べます(通常、モバイルのほうが成績が悪くなります)。検索の 60% 以上がモバイルなので、まずモバイルに集中します。ページの速度は、特に競争の激しいキーワードで、順位にとってますます重要になっています。

モバイルでの使いやすさとユーザー体験

モバイルユーザビリティのレポートは、モバイル特有のエラーを示します。文字が小さすぎて読めない、クリックできる要素が近すぎる、ビューポートが設定されていない、などです。報告されたすべてのエラーを修正しましょう。モバイルは主要な検索のプラットフォームです。悪いモバイル体験は、順位とコンバージョンを損ないます。実際のモバイル端末でサイトをテストします。ボタンがタップしやすい大きさで、文字が読みやすく、遅い回線でも読み込みが速いことを確かめましょう。

GSC のインサイトを行動に移す

GSC はインサイトを提供しますが、価値を生むには行動が必要です。GSC のデータに基づいて、毎月の行動リストを作りましょう。「10 本の壊れたページを修正」「6〜10 位のページの CTR を改善」「上位 50 ページにスキーマを実装」「Core Web Vitals を改善」「モバイルユーザビリティのエラーを修正」。完了を追跡し、影響を測定します。時間とともに、こうした小さな改善が、順位とトラフィックの大きな増加に積み重なります。

影響の大きい順に優先しましょう。まずエラーを修正し(順位の低下を防ぐ)、次に機会の大きいキーワードを最適化し(すぐに出る成果)、そのうえで構造的な改善に取り組みます(長期的な利益)。結果を測定しましょう。30 日後に同じ指標を再確認して、変更によって順位や CTR が改善したかを確かめます。これが戦略を検証し、機能する手法を見つけます。

高度な GSC の分析と競合のベンチマーク

Google の SEO のガイドラインは、継続的な監視と改善を重視しています。GSC のデータを、競合のベンチマークに使いましょう。自社のキーワードのデータをエクスポートし、競合とパフォーマンスを比べます。競合が上位に表示されていて自社が逃しているキーワードがあるなら、そのキーワードのコンテンツを作ります。特定のキーワードで競合より上位に表示されているなら、競合がどんなコンテンツの構成、長さ、アプローチを使っているかを分析して、自社の強みを理解しましょう。

GSC のデータで、季節のパターンを分析しましょう。「夏休みの旅行先」の検索クエリは春に急増し、「税額控除」の検索クエリは冬に急増します。季節のキーワードを理解すれば、予測できる需要の変動に合わせて、コンテンツとリンク構築を計画できます。需要の高い時期に可視性を最大にするため、繁忙期の何か月も前から、季節のコンテンツのクラスターを作り上げましょう。

GSC とテクニカル SEO の最適化

Web.dev は、GSC の指標に沿った、技術的なパフォーマンスについての詳しいガイダンスを提供しています。GSC の Core Web Vitals のレポートを、web.dev の提案とあわせて使い、読み込みの速さ、応答性、視覚的な安定性を最適化しましょう。技術面の整理だけで得られる順位の機会は数多くあります。リンク切れの修正、JavaScript の削減、画像の最適化、遅延読み込みの実装です。技術的な改善は、新しいコンテンツを作らずに、トラフィックを 5〜15% 増やすことがよくあります。

GSC のデータを使った、四半期ごとのテクニカル監査のプロセスを確立しましょう。カバレッジのレポートでインデックスの問題を、拡張でスキーマの機会を、Core Web Vitals でパフォーマンスの問題を、モバイルユーザビリティでモバイル特有のエラーを確認します。優先順位付きのリストを作り、主な問題に毎月対処します。技術的な一貫性は積み重なります。カバレッジのエラーがなく、スキーマが検証済みで、読み込みが速く、モバイルユーザビリティの問題がないサイトは、ページ内のコンテンツが同一でも、技術的負債を抱える競合より上位に表示されます。

Search Console から見ると、Google 検索はどう動いているのか?

Google 検索は三つの段階で動いています。ページをクロールし、使えるページをインデックスに登録し、検索のたびに表示して順位をつけます。Search Console はこの各段階でのサイトの状態を示すため、Google 検索があなたのページをどう扱っているかを知る最も直接的な手段です。

段階Google が行うことSearch Console で見る場所確認すること
クロールGooglebot がリンクやサイトマップから URL を見つけて取得するクロールの統計情報(設定内)、サイトマップ重要な URL がリクエストされ、エラーを返していないか
インデックス登録Google がページをレンダリングし、正規版を選んで保存するページのインデックス登録、URL 検査「クロール済み - インデックス未登録」や「Google により、ユーザーがマークしたページとは異なる正規ページが選択されました」などのステータス
表示とランキング検索ごとに、Google が最も関連性の高い結果を選んで並べる検索パフォーマンスクエリ、ページ、クリック数、表示回数、掲載順位

検索パフォーマンスのレポートは、Google 検索をウェブ、画像、動画、ニュースの検索タイプに分けており、Discover は別のレポートです。Google によると、AI による概要や AI モードなどの AI 機能での表示は、個別のフィルタを設けずウェブの検索タイプに含めて集計されます。つまり Search Console は Google 検索での全体的な存在感を示しますが、どのクリックが AI の回答から来たかまではわかりません。

データ上の「Google 検索の上位」とは何を意味するのか?

Search Console は、サイトが表示されるたびにその中で最も高い掲載順位を記録し、その平均を出します。あるクエリの平均掲載順位が 1 に近ければ、たいてい一番上に表示されているということです。一部の日だけ上位に入るページは、数値が大きくなります。何がインデックスされているかをざっと見るなら site:yourdomain.com の検索でおおよそわかりますが、個々のページについて確かな答えをくれるのは URL 検査です。クロールとインデックス登録を理解すれば、公開した内容と Google が表示する内容のずれの多くを説明できます。これらの数値を Google アナリティクスのデータや AI アシスタントからの訪問と並べて見たいときは、Sorank の GEO / SEO ダッシュボードが一か所にまとめます。

まとめ

Google Search Console は、検索パフォーマンスを理解し、改善の機会を見つけるための主なツールです。サイトに今すぐ設定しましょう。検索パフォーマンス、カバレッジ、Core Web Vitals を毎月監視します。上位と下位のキーワードとページを分析します。GSC が報告するエラーを修正します。リッチリザルトのために、スキーママークアップを実装します。クリック数、表示回数、CTR の毎月の改善を追跡しましょう。GSC のデータに基づく最適化の規律が、自然検索での可視性と顧客獲得に、一貫した測定できる改善をもたらします。

GSC のインサイトを、トピックの権威性の構築とリンク構築と組み合わせて、総合的な SEO の成長につなげましょう。Sorank のキーワード調査とコンテンツ計画のツールを使って、新しい順位の機会を見つけ、GSC のパフォーマンスデータに基づいて既存のコンテンツを最適化しましょう。

出典

よくある質問

Google Search Console と Google アナリティクスの違いは何ですか?

Google Search Console は、ユーザーが検索結果からクリックする「前」に起きることを示します。キーワードの順位、検索での表示回数、クリック率、インデックスの状態、技術的なエラーです。Google アナリティクスは、ユーザーがクリックした「後」に起きることを示します。サイト内の行動、ページビュー、コンバージョン、ユーザーのエンゲージメントです。両方を使いましょう。GSC で検索での可視性を改善し、アナリティクスでサイトの体験を最適化し、事業の成果を追跡します。

Google Search Console はどのくらいの頻度で確認すべきですか?

パフォーマンスのデータは、傾向をつかむため毎週確認しましょう。新しいエラーと警告はすぐに確認し、数日以内に修正します。順位の変化は毎月監視しましょう。四半期ごとに、より深いデータを分析します。新たに上位表示されたキーワード、検索結果の改善、競合の動きです。何百ものキーワードを持つ大規模なサイトなら、毎日の監視にも価値があります。小規模なサイトなら、毎週から毎月の監視で十分です。

Google Search Console で個々の被リンクを確認できますか?

はい、ただし制限があります。GSC は、上位のリンク元サイトと上位のリンクされたページ、そして最近見つかった新しいリンクを表示します。被リンクのプロフィール全体は表示しません。網羅的な被リンクの分析には、Google 自身の被リンクのツールや、リンクのデータをより完全に収集する外部の SEO プラットフォームなどの第三者のツールを使いましょう。GSC のデータは権威があります(Google から直接のものです)が、範囲は限られています。

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